木のしくみ(鳥と実の関係編) 先日は「猛烈低気圧」の影響で、首都圏は大雪。
成人式だった方も多くいたようで、振袖の女の子は
寒そうでした。
次の日外に出てみると、雪が赤いナナカマドの実を
覆っていて何ともステキでした。
「実」は種子をふやすだけでなく、鳥の生活を支える
役目を担っています。
今日は「鳥と実」の関係についてお話したいと
思います。
ところで突然ですがクイズです。
みなさんは「赤い実」がつく植物を
いくつ知っていますか。
一番下に答えがありますので、いくつか
思い出してみてください。
(写真)赤 実
鳥にとって木は棲み家、繁殖場所、エサ場などなど
とても重要な場所です。
特に今の時期は鳥が見えるところでの昆虫などの
エサの活動が少ないため、植物に付いている
「実」が栄養源になります。
植物は鳥に実を食べてもらう代わりに、遠くまで
飛ぶことのできる鳥に種子を運んでもらい散布して
もらいます。
エサを与え、また種子を運んでもらうことにより、
自らを生かしています。
とはいっても全ての植物が種子を運んでもらうために
実をつけているわけではありません。
栄養の少ない冬に、鳥にエネルギー取られてしまうと
冬が越せない植物もあります。
そういう植物は鳥に目立たないように、実が暗い色を
していたり、… | |
このホームページ/ブログからの最近の投稿 |
造園業は安全を最優先。 安全会議
造園の現場仕事は、全ての行動一つひとつに事故や災害が発生する可能性があります。蛭田造園では、事故や災害の発生件数を減らすために、皆で経験や知識の共有をしっかりと行います。事故災害ゼロを目標として安全な環境つくりを目指します。
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本鞍馬石 本鞍馬石
先日、会社の置き場を片付けていたら京都産出の本鞍馬威石が。
景色・庭石の多くは今では採掘が出来なくなっています。この本鞍馬石もその一つ。
沓脱石でも飛び石でも使えるサイズ。石として重厚感があり貴重な石ですが需要も少なく。良い出会いがあればいいですが。
さて、どこに使おうかな。
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横浜緋桜(ヨコハマヒザクラ) コブシが満開となりましたね。
ピンクを帯びゆらゆらした花びらのシデコブシ。
ソメイヨシノもチラホラ咲きだし、週末は賑やかになりそうです。
昨年、横浜緋桜を植栽しました。
花も咲きだした頃なので様子を見に。
枝数が少ないので迫力はまだまだですが、
根付いてくれて安心です。
ここは、元々ソメイヨシノが植わっていていました。
サクラが植わっていた場所に、サクラを植えると枯れやすくなる「いや地現象」があります。
横浜緋桜を植栽する前に、土をすべて入れ替る対応をしています。
排水も悪かったので、透水性の良い屋上緑化などで使用する土壌を入れて、
酸素が行き来できる管も設置しました。
丁寧に植栽をしたので思い入れが強い桜でした。
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緑化フェア 花粉が辛い時期ですが、
暖かくなって来たのでモクレンもチラホラ咲き出しましたね。
これから植物が活動するので、私も忙しくなるかな。
3月25日から、横浜都市緑化フェアがみなとみらい各地等で開催されます。
うちもチョコットお手伝いをさせて頂いているので、グランモール辺りを現場周り。
バックサックポットという変わったプランター。フランスで生まれたとか。
カラフルな物もあり、個人邸のお庭にも使えますね。花物は100種類以上入りそう。。職人さんも植えるのが大変です。
横浜美術館前は、ソメイヨシノ。
開催されたら、花で賑やかになりそうですね。
フラッと歩くだけでも楽しめる街なので、是非遊びに!
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2016年の安全大会 事故・災害ゼロを目指して。
全スタッフ参加で、年に一度の安全大会を実施しました。
造園の仕事はいかに事故・災害を発生させないか。これが重要。
いろいろな条件・環境での仕事になるので、個人の裁量による所もあり。
いかに、個人の意識レベルを高くしようか。日々考えています。
ということで、今年はいつも以上に力を入れてます。
グループディスカッションでは、
普段は口数が少ない職人からも、安全対策の意見が出るなど。
皆の意識が一歩前進した良い会議となりました。
その後はもちろん飲み会です。
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突然ですがクイズです 4月も後半にさしかかり、日中20度を超える日が
増えて来ました。
私は寒いのがとっても苦手。
気温が低い時は比較的部屋の中にいることが
多くなりますが、こうやって暖かくなってくると、
ついつい外に出て色々観察したくなります。
そんな中、新たな発見が!!
(写真)小さい 花 ピンク
誰もがおなじみの木に花が咲いていました。
生まれて始めて花が付いていることを知ったので、
ちょっと感動。
さて、突然ですがクイズです。
この小さなピンクの花。直径が3ミリ程の花です。
これ何の花でしょうか。
(ヒント:葉っぱが手のひらの形をしています)
(写真)ヤマモミジ 樹形
正解は・・・・・ヤマモミジでした。
いつも何気なく眺めているだけで意外と気づかない
ものです。
その日ももう初夏だな。。。なんて思いながら
モミジを眺めていて発見しました。
(写真)ヤマモミジ 樹形
ホントに小さい花でしたが、結構ビビットな色の
ピンクの花なので何で気づかなかったんだろう。。。
いつも見ているものでも、視点が変わったりすると
見え方が変わりますね。
春が小さな発見を届けてくれました。
神奈川県藤沢市の造園会社 蛭田造園
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タギョウショウ 今日は現場お手伝いで木を植えてきました。
タギョウショウ(多行松)。
結構レアな木です。
今はこの様な木を植えることは殆どなくなりました。
お客様もいろいろな植木屋さんに問い合わせたけど、
見つからなかったと仰っていました。
(写真)ユニック車で運搬
高さは1m内の木ですが、根鉢がデカイ。
軽トラックからユニック車に積み替えて出発。
(写真)植え込み中
タギョウショウの見栄えを良くするために、
地面高より高く植えます。高植えです。
(写真)タギョウショウ
中庭と玄関前に2本植えました。
背は低いですが樹姿の勢いがあり、
庭を引き締められる木でした。
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植木屋の蛭田造園
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転ばぬ先の杖 先日コンビニでひなあられを店員さんが並べているのを
みて、あぁもうそんな季節なんだなぁとほんわか。
けれどその横にはマスクがズラリ…
気の重い花粉症シーズンが到来しましたね。
今年は花粉と黄砂とPM2.5の影響で花粉症の方は
より症状がひどくなるとの人もいるのではとの予想だそう。
PM2.5専用マスクも販売されているそうで。。
読んでいただいている方はどうかひどくなりませんように。
(写真)バラ科 果樹 縮葉病
ことが起きてしまってから対処するのは仕事も病気も
大変なもの。
今日は「縮葉病」の予防についてお話します。
上の写真は「縮葉病」にかかったバラ科の植物。
ウメ、アンズ、モモなどのバラ科の果樹がかかる
そうです。
葉が縮れたり、赤く腫れ上がったようになります。
カビの一種が病原菌とされています。
病原菌が侵入する適温は13〜17℃。
春先〜5月までの気温が低く、雨の多い時に発生し、
若い木ほどダメージを受けるそうです。
(写真)バラ科 果樹 縮葉病
こちらは一番被害がひどかった枝葉。
縮葉病は一度症状が出てしまうと、お手上げ。
基本的に被害が浅いうち… | |
冬仕度 1月中旬にも雪が降りましたが、今日も大雪かなと
思っていたら雨。
意外と雪が降ることを楽しみしてたんだな、
と気づきました。
(写真)ローズマリー 積雪
先日の雪の際は、会社前の駐車場に植わっている
ローズマリーが水分を吸った雪の重みでペタンコ。
気がついて雪を取り除きましたが、こんなふうに
右側の枝が曲がってしまいかわいそうなことに。。
じゃあ雪対策ってどうするのかなと思い、色々調べて
みたところステキなものをたくさん発見!!
先人の知恵には脱帽です。。
(写真)サザンカ 雪囲い
サザンカの雪囲いです。
コモで巻いてしまったり、完全に遮蔽してしまうと
日光が当たらなかったり、風通しが悪くなり、植物
を守るつもりが逆効果ということもあります。
上部に雪が滑り落ちやすくなるように施してあるもの
もあります。
(写真)マメツゲ 雪囲い
マメツゲの雪囲いです。
ハチマキしてるみたいでちょっとカワイイと思って
しまいました。
雪が降って大変なのは、雪がかぶさるだけでなく雪が
水分を含んで枝に密着し、枝に直接… | |
木のしくみ(鳥と実の関係編) 先日は「猛烈低気圧」の影響で、首都圏は大雪。
成人式だった方も多くいたようで、振袖の女の子は
寒そうでした。
次の日外に出てみると、雪が赤いナナカマドの実を
覆っていて何ともステキでした。
「実」は種子をふやすだけでなく、鳥の生活を支える
役目を担っています。
今日は「鳥と実」の関係についてお話したいと
思います。
ところで突然ですがクイズです。
みなさんは「赤い実」がつく植物を
いくつ知っていますか。
一番下に答えがありますので、いくつか
思い出してみてください。
(写真)赤 実
鳥にとって木は棲み家、繁殖場所、エサ場などなど
とても重要な場所です。
特に今の時期は鳥が見えるところでの昆虫などの
エサの活動が少ないため、植物に付いている
「実」が栄養源になります。
植物は鳥に実を食べてもらう代わりに、遠くまで
飛ぶことのできる鳥に種子を運んでもらい散布して
もらいます。
エサを与え、また種子を運んでもらうことにより、
自らを生かしています。
とはいっても全ての植物が種子を運んでもらうために
実をつけているわけではありません。
栄養の少ない冬に、鳥にエネルギー取られてしまうと
冬が越せない植物もあります。
そういう植物は鳥に目立たないように、実が暗い色を
していたり、… | |