青梅市 擁壁土留で段差の大きな敷地内にスムーズな動線をつくり、玄関前への車寄せも可能にしました 青梅市の新築外構・土木工事をご紹介します。お客様の家は南東に道路が通る角地で、東側は勾配が急な坂になっています。工事前は敷地間口の道路と住宅の間には大きな段差があり、そのままでは車の駐車が難しく、玄関へのアプローチも大変な状況でした。そこで、南に面した道路側にしっかりとした擁壁の土留を設け、住宅まわりの地盤を上げて玄関へは階段でアプローチ。間口から奥へ向かって土間コンクリートのスロープで段差なく繋ぎ、アプローチの動線と共用にした駐車場を設けました。土間コンクリートは既設の玄関ポーチ階段まで広く打設。間口からポーチ階段まで段差なく繋げることで、人も玄関へのアプローチもしやすくなり、車も玄関付近まで寄せられるようになりました。玄関ポーチ西側にはコンクリートの階段を設け、南の道路へスムーズに出られるようにしています。西側も東と同様に土間コンクリートのスロープを追加して既設の土間と繋ぎ、人と車のスムーズな動線を作ると同時に広い駐車スペースを確保しました。工事の様子土留め擁壁の掘削状況です擁壁の型枠を設置したところです西へ降りる階段工事の様子です敷地西側の土間工事の様子です敷地南側の駐車場・車寄せ・アプローチとなる土間工事の様子です家まわりは防草シートと砂利で舗装し、メンテナンスを軽減階段には登り降りを安全にサポートする手摺りも取り付け、完成です。今回の工事の主な目的は、段差の大きな間口を改… | |
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青梅市 山林に隣接した家の外周と和風庭園を改修し、メンテナンスを軽減しました 青梅市の庭改修工事をご紹介します。お客様の家は純和風の邸宅で、お庭には先代が作られた石組を配した、趣のある和風庭園があります。今回、お庭を含む家周りの改修工事をご依頼くださったのは、家を継がれたお子様世代のご夫婦です。 家は数年間空き家になっており、その間は庭の手入れは行き届かず、お伺いした際にはかなり荒れた状態でした。道路境界には石積みがあり、間口が狭かったため、積み直して入り口を広げ、車の入出庫をスムーズにしています。敷地間口は土間コンクリートで舗装し、その奥には二台用のカーポートを設置しました。Before|After住宅横は、木々が成長して林のようになっていたため、伐採して駐車スペースを広げました。 カーポート下とその周囲は防草シートと砂利を組み合わせて舗装し、駐車場全体のメンテナンスを軽減し、工事コストも抑えました。Before|Afterお客様のご要望は、「先代が大切にされていたお庭の雰囲気を残しつつ、なるべく管理が楽な外回りにしてほしい」とのことでした。そこで、ご予算にも配慮しながら土の面積をできる限り減らし、防草シートと砂利舗装を組み合わせることで、広いスペースのメンテナンスを軽減しました。 お庭は既存の庭木を整理・剪定し、砂利を水の流れに見立てた枯山水に改修しています。枯山水は、背景も含めてある程度の緑がある方が美しいものですが、今後の管理の手間を極力減らすため、… | |
青梅市 現代の建築基準に適合させた木造建築の再生 〜コンクリート基礎と支柱設置工事 青梅市の民家改修に伴う基礎改修工事をご紹介します。工務店さんが2階部分を解体し、平屋にする工事です。私たちは今回、この工事の基礎部分を担当させていただきました。施工前の状況です。昭和初期に建てられた木造建築の多くには現代のようなコンクリートの基礎がなく、基礎として石を据え、その上に柱を立てて骨組みを作っていました。この家の右側と左後方には、現代の建築基準で増築した建物が接続されていますが、中心となる母屋は古い建物のままとなっていました。母屋は経年によって建物が沈下して床が傾き、大きな歪みが生じている状態でした。工事では、現代の建築基準に適合するように基礎を作り直し、柱の土台を新たに設置します。そして、柱を調整して建物の各部を垂直・水平にすることで、歪みを解消します。〜べた基礎の施工〜1.掘削工事新しく施工する基礎は、「べた基礎」です。「べた基礎」は建物全体を一体化したコンクリート基礎で支えるため、地震による建物の傾きや歪みを防ぎ、居住者の安全を確保します。工務店さんに建物内の床を解体していただき、重機を入れて住宅の内部を掘削していきます。重機は屋根を外して車高を低くしてから、慎重に建物内に入って全体を掘削し、土を搬出します。2.砕石搬入・転圧掘削が完了したら、砕石を搬入し、しっかりと転圧します。3.支柱の設置単管パイプ(足場用の鋼管)を用いて、梁を支える支柱を設置します。支柱は、基… | |
青梅市 経年劣化したブロック積み擁壁を、高強度のコンクリート擁壁にリフォームしました 青梅市の土留め壁の改修工事をご紹介します。経年劣化によって痛みが目立つ既存のブロック塀をすべて解体・撤去して、コンクリート擁壁を新設しました。施工前の状況です。既存のブロック擁壁は損傷が目立ち、目地が開いてできた隙間は広がってきていました。塀は高く、また土圧が継続的にかかっているため、放置してしまうと将来的に倒壊の可能性も考えられるため、すべて解体し、高強度の擁壁を新設することになりました。解体時の隣地へのブロックの倒壊を避けるため、塀の手前まで広く掘削し、表出したブロック塀を3回に分けて解体することを繰り返して掘り下げ、基礎まで解体します。掘削・解体時には、崩れや土流れを防ぐための土留めを設置しながら工事を進めました。解体するブロック塀の一部は、隣接地のブロック積みの土留め塀と一体になっていました。施主様側の塀によって保たれていた可能性もあるため、その塀を解体することで隣地の塀が倒壊してしまう恐れがあります。そこで施主様・お隣様・当社の三者で協議をし、お隣様側のブロックの内側に控え壁を入れて補強したのちに、解体工事を行いました。〜コンクリート擁壁工事の際のおおまかな流れをご紹介します。〜1. 現地調査↓2. 掘削・解体↓3. 基礎の砕石を入れて転圧する↓4. 捨てコンクリート(本格的な基礎工事の前に打設する薄いコンクリート層)を打設し、配筋のための墨出しをする↓5. ベースコンク… | |
青梅市 古民家の庭にある古池の修復〜石垣の再生工事 里山の古民家にある池の改修工事をご紹介します。古民家を再生されたお客様から「埋もれてしまった池を再生したい」というご依頼をいただきました。池は、湧水処理や自然石による周囲の土留め工事も行って再生させました。施工前の状況です。山の際にある池には長年の台風や大雨の度に入り込んだ土砂が堆積し、護岸の石も崩れて浅くなっていました。池の下とその周囲には湧き水があるため、水が枯れることはありませんが、湿生植物が繁茂して池として楽しむことができません。池の水面近くまで土砂で埋もれていたため、工事は重機を使って土砂を掘削するところから開始しました。工事の様子長く使えて管理もしやすいように、池の底はコンクリートで舗装して安定した基礎にします。基礎工事の際は湧水の湧き口を塞がないよう、透水マットと単粒砕石などで覆ってからコンクリートを打設します。工事は、崩れてしまった池の壁面や護岸の石を積み直しながら行いました。土間コンクリートを打設し、しっかりと養生します。湧き口にはホースを接続しておき、コンクリートの硬化を待つ間は水路に排水します。池周りの石も積み直し、天端石を新たに据え付けて、しっかりと安定した安全な護岸を作ります。池は底だけでなく、水路の上流にも多数の湧水場所があります。石はそれらを塞がないように積み、同時に山の斜面に石段も設置していきます。池の際まで植物や木々の根が入り込まないよう、山側の石… | |
山側の斜面に広々としたコンクリート・テラスを作りました 土間コンクリートを使ったテラス工事をご紹介します。施主様のお宅は山の傾斜地に建つ3階建ての3階建ての鉄筋コンクリート造りの家で、玄関は道路に面し、裏手は勾配が急な傾斜地になっています。最初にお話しをいただいた時には、ウッドデッキを出すための基礎工事のお問い合わせでした。お話を詳しく伺うと、できるだけ広くフラットなデッキにしたいとのご要望でした。施工場所は山林の斜面と言う特殊な地形のため、機能性だけでなくデッキの寿命や安全面にも配慮して幾つかのプランを検討させていただき、ご提案しました。結果、そのプランの中でも最大限スペースを広く利用できるコンクリート製のテラスをご選択いただき、施工することとなりました。施主様のお宅は1階と地下1階が居住空間となっており、車の付く場所は施工現場と反対側の道路に面した1階部分です。テラスを施工する場所は道路と反対側の地下2階の倉庫前の斜面の土手で、この場所へは建物横の外階段を使って降りるルートしかなく、車と重機の進入路はありません。そこで、ウインチ付きの足場を設置して、建物の中から資材などを吊り降ろす段取りを組みました。施工場所は傾斜の庭となっており植木と石が多くあったため、伐採や植木の移殖等の下準備をしてから足場を設置し、ウインチを取り付けて資材を搬入します。テラスの下部の土留めを施工します。現地の石を利用して、施工場所の一番低い位置に石を積んで土留… | |
青梅市 傷んだ木製フェンスを、三協アルミの木調目隠しフェンス「シャトレナ2」でリニューアルしました。 青梅市での、フェンスのリメイク工事の様子をご紹介します。手作りの木製フェンスから、高級感がある木調アルミフェンスへリニューアル。幅広の横板フェンスは庭の目隠しにもなり、見た目の雰囲気もすっきりと明るくなりました。Before|After今回の工事は、先代社長の時から数十年に渡りお世話になっているお客様からのご依頼です。ご自身にて作成された木製フェンスが経年劣化にて壊れかけてきたため、おしゃれなアルミのフェンスへ交換されたいとのご依頼をいただきました。新設したアルミフェンスは、三協アルミ「シャトレナ2・1型」で、高さはH800サイズです。ご予算とデザインのご相談を経て、工事費を抑えるために既存の基礎にコア(穴)を開けてフェンスの柱を設置する方法で進行することに決定しました。三協アルミの「シャトレナ2」は、高級感のある木調の横板格子が特徴の目隠しフェンスです。耐風性能も高く、風速36m/s相当とハイスペックで、支柱ピッチを1000mm以下にした場合は風速42m/s相当にも耐えることができます。フェンス「シャトレナ2」設置工事の様子既存基礎の天端の高さは場所によって異なり、同じではありません。そのため、フェンスの柱を設置する際は、レベルをしっかりと確認しながら作業をしました。柱の位置と高さの調整は、本体を取り付けた際に美しい収まりするための大切な工程です。今回のフェンス基礎は、既存の基礎… | |
車両整備用リフトの交換に伴うピット工事 自動車整備工場の車両整備用リフトのピット工事をご紹介します。当社が平素、お世話になっている整備工場様からのご依頼です。整備用のリフトが一機壊れてしまい、リフト交換のための基礎工事を行うこととなりました。施工前の状況です。トラックの車体の下にリフトが、周囲にピットの基礎ラインが見えます。これらすべてを解体し、導入するリフトに合わせてピットを作り直し、新しくリフトを設置します。既存のリフトを撤去します。まず最初に、リフト周囲の土間にカッターを入れて、土間から解体していきます。リフトの土台も解体・撤去します。施工箇所を掘削・整地し、砕石を搬入して転圧します。設置するリフトの形状を元に位置出しをし、同時にピット内の排水のための配管工事も行います。鉄筋工事を行います。鉄筋を曲げ加工して土間にコアを開けて固定し、床面と一体になるようにしています。配筋後、ベースとなる土間コンクリートを打設します。ベースの土間の上に型枠を組み、補強となるアングル材を設置します。電気などの配線を通すフレキ(フレキシブルケーブル保護管)を設置して、土間コンクリートを打設します。仕上げには、耐摩耗性を高めるため「カラクリート」を使い、グリーンに着色しました。型枠を脱枠して、完成です。赤いラインが補強のアングルです。ピット施工では、設計前にリフト設置業者と打ち合わせを行い、施工図面と仕様書の内容を確認・共有しながら施工し… | |
青梅市 コンクリート擬木のパーゴラで作る、耐久性抜群の藤棚 青梅市の寺院での藤棚の設置工事をご紹介します。開けて日当たりの良い寺院敷地の一角に、しっかりとしたコンクリート擬木製の藤棚をつくりました。敷地内にある藤の木をこの場所に移植して、来院される檀家さんやお客様に、敷地奥にある枝垂れ桜とともに藤の花を楽しんでいただきたいとのご要望です。藤棚本体はお客様のご希望により、ナベシマの「PCギ木パーゴラ1型C」(HP-1C)に決まりました。「PCギ木パーゴラ1型C」は、擬木(PCギ木®)と呼ばれるコンクリート製の木目調の材料を組んでパーゴラをつくるものです。花が大変美しい藤も、その幹は添え材に強く絡み締め付けるため、コンクリート製の擬木はパーゴラの藤棚に最適です。旺盛に伸びる藤の木や枝が絡んで締め付けても大丈夫なように、屋根も頑丈なスチールパイプを大きなメッシュを組んで作り、パーゴラの上部を覆いました。大きなメッシュは藤の枝を誘引しやすく、鎖のように下がって咲く美しい藤の花が目を楽しませてくれます。藤棚の配置については、お客様と枝垂れ桜の位置なども検討しながら決めました。工事の様子です。まず最初に施工場所に丁張を設置します。その後パーゴラの柱の位置を掘削し、砕石を入れて転圧、捨てコンを打ちます。柱穴に型枠を組み、鉄筋も組みます。柱の部分にボイド管を入れ、開口部を養生しています。コンクリートを打設して、養生後に脱枠・埋め戻します。足場を設置して、パ… | |
飯能市 駐車場のリフォーム〜レンガと天然芝でおしゃれにアレンジ 飯能市の庭から駐車場へのリフォーム工事をご紹介します。建物横にある庭を、レンガと天然芝を使ったおしゃれな駐車場にリフォームしました。Before|After施工前は、道路境界は化粧ブロック積みの塀になっていました。この塀を解体して駐車場の間口をつくり、庭をリフォームして普通車1台分のフラットな駐車スペースを確保します。駐車場はタイヤが乗るところのみレンガを敷いていますが、入口から2m分までは土間コンクリートと組み合わせて間口部分をしっかりと補強し、車がスムーズに駐車スペースに入れるようにしました。ブロック塀を基礎から解体・撤去して、敷地内の木の根も同時に伐根・処分します。施工箇所を掘削・整地後、砕石を入れてしっかりと転圧します。施工箇所に型枠を入れ・ワイヤーメッシュを配筋、コンクリートを打設して刷毛引きで仕上げます。レンガ敷の下地となる部分はコンクリート仕上げの面より低く打設し、仕上がり高さがフラットになるようにします。施工時期は冬季で、また北側だったため打設後はジェットヒーターを使って保温し、養生します。ジェットヒーターで保温しながら仕上げた後は、更にシートと保温マットを使用して凍結対策を行い、しっかりと硬化して計算された強度が出るよう対策をしました。脱枠したらレンガを入れてと芝を貼り、完成です。道路と施工箇所外には20センチほどの段差があったため、袖部分にブロックを積んで間口が… | |
青梅市 ナチュラルなレンガラインがアクセント。砂利敷きの駐車場をメンテナンスが容易なコンクリート舗装でリフォームしました 青梅市の駐車場リフォーム工事をご紹介します。元は砂利だった駐車場を、土間コンクリート舗装でリニューアル。生垣下や植栽部分がきちんと区切られた、メンテナンスが楽で使いやすい駐車スペースになりました。施工前の状況です。駐車場には砂利が敷かれていましたが、グラウンドカバーの植物が見切りを超えて駐車スペースに入り込み、砂利と混在してしまっていました。この状態では草取りなどの管理も大変なため、駐車場を砂利敷きから土間コンクリートに変更したいとのご要望でした。お客様のご要望やお考えを伺いながら協議を重ね、土間コンクリートの目地はレンガラインとしました。また、植え込みをよけるように土間の形状をアールの曲線にするデザインで決定となりました。施工箇所全体を掘削し、残土を搬出したのちに型枠を組み砕石を入れます。しっかりと転圧したのちにレンガ枠を設置し、ワイヤーメッシュを入れ配筋していきます。配筋終了後、生コンクリートを打設していきます。施工現場は道路側より住宅寄りの地盤が低い状況でしたので、土間に降った雨が全て道路に流れるように水勾配を計算・設定して施工しています。打設時期が冬季であったため、お客様はコンクリ―トの凍結を心配されておりました。当社では冬季のコンクリート打設時は、冬季用にコンクリートの配合を変更します。また、こちらの写真のように保温マット等を使用して凍結対策を行い、しっかりと硬化して計算… | |