芝張り またまたご無沙汰になってしまいました。
先日、芝張を行いました。
土木屋さんの下請けですが、枕木で作られた階段の両側と急な法面の芝張でした。
造園の仕事で芝張は基礎中の基礎ですが、張り方によって見栄えは全然違います。
また、このような急な斜面は竹を割って作った目串を打って、芝のズレ止めをします。
これは野芝のベタ張りですが、高麗芝などの場合も同じようにします。
最後に目土と呼ばれるものを芝と芝の間に土が入るように丁寧に敷き均します。
うちでは山砂を用いています。
乾燥防止や根付きを良くする為です。 芝張と言うと、「なーんだ」と思われるかもしれませんが、仕上がりにこれほど違いが出る仕事はありません。
丁寧な職人が行なった仕事と素人の方の仕事では雲泥の差が出ます。
単純な仕事ほど大事な仕事だと常々思っております。 | |
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ひさしぶりに ブログを更新しております。
春より更新が止まり、心配された方もおられるでしょうか。(おられませんね。)
7月に私が所属する青年会議所の創立40周年記念式典がありまして、仕事以外でも若干忙しい毎日でした。
その記念講演として桑田真澄さんにご講演いただきました。
私は裏方でしたので、控え室に案内したり、マネージャーの方と打ち合わせをさせていただきました。
小さい頃からの憧れのような人ですので、夢のような体験でした。
本当に気さくな方で、常に自然体でした。
いざ、舞台に立つとやはりものすごいオーラを感じました。
夢をあきらめない事、見えない努力。
一番印象に残った話は、本物を感じること。
巨人時代や大リーグ時代のユニホームやグローブを会場の子供たちに身に付けさせて下さいました。
今の時代、何か偽物が多くなっているように、最近私は感じるようになりました。
本物とは何か。
人によって感じ方は違うのかも知れませんが、やはり本物は本物。
庭づくりも一緒ですね。
お客様に本物を味わっていただきたいので、常に本物を感じ、本物をつくりたいと思っています。
二日前に腰を痛めてしまいました。ぎっくり○○。
昨日は寝返りも打てず、こんなのは初めてでした。
だいぶよくなりました。
また頑張ろう。
ブログもがんばりやす。 | |
改庭 ブログがご無沙汰になり、更新できずにすいません。
仕事だけでなく、何かといろいろ忙しいこの頃です。
今、以前造らせていただいたお庭のリガーデンをしております。「改庭」とでもいいましょうか。
車が入っていけるように、作り直しております。
またご報告したいと思います。 | |
年末 本当にご無沙汰になりました。
どうしちゃったの?と思われた方、すみませんでした。生きております。
仕事のみならず、何かと忙しい一年でした。
有難いことです。
12月31日大晦日午前中まで、仕事させていただきます。
雪の中かもしれませんが、冬囲い他させていただきます。
お待ちいただいているお客様、どうぞよろしくお願いいたします。
また、今年中に樹木の剪定、庭つくり、樹木治療させていただく予定でしたが、間に合わず、来年なってしまいましたお客様。
誠に申し訳ございません。もうしばらくお待ちください。よろしくお願い申し上げます。
社会は誠に厳しい情勢ですが、樹木や庭、環境というものに関心を持っていただき、私共に活躍する場を与えてくださいました全ての方々に感謝申し上げます。
それに応えるべく、明日から残り三日間精進します。
そういえば、犬を飼いだしました。
前の犬は、ブログでも書きましたが亡くなり、一ヶ月ほど前より黒い柴犬を飼いました。
名前はナナ。
娘がつけました。
また、写真をアップします。
みんなになつき、社員にもなついてます。
仕事納めの午後にでも、ブログ更新します。
まだ早いですが、来年もよろしくお願いいたします。
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自然体
日記がご無沙汰になりました。
先日造らせていただいたお庭です。
かなり前から依頼されていただいておりましたが、ようやく着工し、仕上がりました。
お待たせいたしました。
こちらは前庭になります。
既存の樹木や花を掘り取り、山石や飛石を据え付けてから、植栽しました。
どちらかと言うと洋風でしょうか。
玄関前よりも道路側が下がっているため、石を使って段差を解消しました。
フェンス側は奥様が花を植えられるよう、考慮してあります。
樹木が少ないような気もしますが、三年くらい経つとちょうどいい塩梅になると思います。
こちらは向って右奥の、つくばいになります。
敷地が狭いので、蹲を配し、周りを四つ目の垣根にしてみました。
筧、四つ目垣共に、ポリ製品です。
織部灯篭、水鉢はこのお宅にあったものを使わせていただきました。
前庭とガラリと変わり、純和風にしてみました。
あまりしつこくならないよう配してみましたが、いかがでしょうか。
筧には水は引いておりません。
形だけではありますが、ひとつの景色として存在してくれればと思います。
本当にお待たせしてしまった上に、細かい部分はほとんどお任せで施工させていただきました。
感謝です。 自然な庭を造るのはとても難しいと感じます。
人間が据えたり植えたりするのですから、自然なわけがない。
風が通り抜けた… | |
モダン和風 庭を創らせていただきました。
以前からあった樹木はうちで預からせていただいておりました。
この度、お家を新しく立て替えられました。
石はいらないとおっしゃっておりましたが、少し入れましょうと提案。
出来上がるととても喜んでいただきました。
灯篭はこのお宅のものを移設しました。
これらの樹木は預かっていたものです。
大きなヤマボウシは隣のお宅との目隠しを兼ねたシンボルツリーです。
高植えにし、石で土留めをしています。
この灯篭も移設しました。
沓脱石は古材の切石を使用しました。
玄関前。
ご希望で常緑樹でまとめてあります。
カクレミノ、ソヨゴ、ベニカナメモチ、ヒラドツツジ・・・。 和風なお宅には、和風な庭が似合います。
ヤマボウシと玄関前以外は、ほとんどお任せで創らせていただきました。
お客様の喜んでいただく姿を見れるのは、この仕事の特権です。
有難いことです。
樹を植えるということは、子供を嫁がせることに似てるように思います。
自分の子供はまだ小学生ですが・・・。
そんな気持ちになりました。
嫁がせた樹たちが、早く馴染んで、立派に成長し、ご家族に可愛がっていただけるよう、願っています。 | |
現場便り
最近施工させていただいた植栽などなど。
私の小さい頃からの友人のご実家。
ナンテンとヤツデはうちで預かっておりました。
新しいお家を建てられ、収まるべき場所へ。
ヤマボウシとウメを植栽。
竹の垣根をつくり、レッドロビンを植栽いたしました。 次は以前も紹介いたしましたが、坪庭。
元気のなくなってしまったマツを新しいものに変えました。
ここは日が当たらず、マツにとっては厳しい場所ですが、どうしてもマツを、ということでまたチャレンジ。
今回は少しでも日が当たるようにと、ちょっと背の高いものを入れました。
台車に載せ、5人がかりで80cmしかない通路を、枝をしおりながら、なんとか搬入。
その他にもイチイ、モミジ等植栽いたしました。
とても喜んでいただき、幸いです。
奥に見えるのが、マツくん。
この狭い通路を、運び入れました。 こちらのお宅は、芝張りをさせていただきました。
礫交じりの土を、15cmほど撤去し、客土施肥を施し、高麗芝を張りました。
とても喜んでいただいたのですが、今日現場を通りかかると、芝がちょっと元気がなく心配です。 こちらはあるお寺さんのシダレザクラ。
とても大切にしておられるのですが、ここ数年枝が枯れてくるということで、診断に伺いました。
かなり腐朽している部分も目立ちます。
診断書と御見積りを作成し、対策を提… | |
バラまつり
私の住む長野県中野市では、なかのバラまつりが開催されております。
一本木公園です。うちからもすぐ近くです。
テレビ局の撮影も行なわれておりました。
バラの販売もあります。
いい苗ですよ。
拡張造成中の公園。
バラの塔。うちの会社も樹木管理やバラの消毒等、お手伝いさせてもらっております。
ボランティアの方々が頑張ってまつりを運営しておられます。
私も週末お手伝いしております。
今週末もがんばります。週末ちょうど満開となりそうです。
お近くの方は是非お越しください。 | |
いろんな管理 ひとくちに剪定と言いましても、樹の種類や大きさ、置かれている環境などによってその方法は変わります。
これは、桜。
きれいですね。
咲く直前、手を入れさせていただきました。
道路や建物の支障になっている部分は切除しましたが、あとは枯枝や絡み枝、徒長枝、胴吹を取り除いた程度です。
桜切るバカ、梅切らぬバカ なんて言いますね。
桜は菌に弱く、下手に切ると腐朽菌が入り込みます。
ですから、切り口には殺菌剤を塗ります。
本来無剪定のほうがいいと私も思いますが、限られた空間では正しい剪定をしてやるべきと思います。 こちらは、我が母校の小学校。
赤松と銀杏です。
5年くらいは手が入っておりませんでした。
よって、多少強剪定になっております。
予算の関係上、4、5年に一度しか剪定ができません。
仕方がないことです。
ならば、それを念頭に剪定するしかありません。
特に、イチョウくんはかわいそうな気がしますが、必要な枝は残したつもりです。
強すぎますかね? こちらは、年間管理させていただいている、別荘。
大きい樹は年に一度。
低木や生垣は年に二度ほど。
西洋芝は月に二度程度刈ります。
西洋芝は施肥や草取り、エアレーションや目土入れと結構手間がかかりますが、手を入れればきれいですね。
白樺の白い幹肌がとてもきれいです。
手間はかかりますが、かければかける… | |
フィカスウンベラータ またまたブログがご無沙汰になってしまいました。
先日、知り合いの方から「フィカスウンベラータって入手出来ますか?」と尋ねられた。
フィカスウンベ・・・・?
何じゃそりゃ。
まさか植物とは。
観葉植物です。これです。
奥様が植物がお好きなようで、一鉢注文をいただきました。
今、とても人気があり、ネットでも売り切れ続出らしいです。
なんとか二鉢だけ仕入れることが出来ました。
人気があるだけのことはあり、ちょっとお値段も・・。
お客様には格安で?お譲りできました。
大変喜んでいただき光栄です。 うちは貸植木もやっているので、もう一鉢はゴルフ場様へレンタルです。
フィカスウンベラータは大きい葉が特徴の桑の仲間のようです。
枝を切ると白い液が出ます。
ゴムの樹にも似ています。
まだまだ知らない植物がたくさんあり、日々お客様に教えていただいています。
感謝ですね。
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芝張り またまたご無沙汰になってしまいました。
先日、芝張を行いました。
土木屋さんの下請けですが、枕木で作られた階段の両側と急な法面の芝張でした。
造園の仕事で芝張は基礎中の基礎ですが、張り方によって見栄えは全然違います。
また、このような急な斜面は竹を割って作った目串を打って、芝のズレ止めをします。
これは野芝のベタ張りですが、高麗芝などの場合も同じようにします。
最後に目土と呼ばれるものを芝と芝の間に土が入るように丁寧に敷き均します。
うちでは山砂を用いています。
乾燥防止や根付きを良くする為です。 芝張と言うと、「なーんだ」と思われるかもしれませんが、仕上がりにこれほど違いが出る仕事はありません。
丁寧な職人が行なった仕事と素人の方の仕事では雲泥の差が出ます。
単純な仕事ほど大事な仕事だと常々思っております。 | |